第26回(令和5年度)文芸部門
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かたつむり 感じる時間 違次元だ
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草むらに バッタバッタと バッタ飛ぶ
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雨降り後 通勤途中に 虹見える
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今年の値 獲れてころあい 秋刀魚かな
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あきのかぜ すずむしもなく きせつかな
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蕃茄摘む 手の香の青き 実の甘き
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夏草や 伸びゆくままに 放置する
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はいつくばって 汗つきるまで 草むしる
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七夕に 願いをひとつ 結びけり
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歩を止めず 花火見物 みな笑顔
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城桜 山並み近し 我が故郷
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涼風に 故郷思う 盆の暮れ
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安曇野の 春谷注ぐ 雪溶け水
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寒さ耐え 強く生きろと 冬椿
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白銀に 湯ではホッコリ 人に猿
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眼に良いは サプリ緑に エロ美人
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秋風や 頬にしみ入る 心地良さ
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台風や それたるらしか 日本海
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盆花を 道の駅にて 買い求め
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薫風に のれん手招く 給料日