第26回(令和5年度)文芸部門
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夜帰る それとわかるは 沈丁花
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空腹に 冬の月光 帰る部屋
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みかん花 遠き記憶の 故里よ
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独り居の 人の情けが 身に沁みる
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年重ね もらった命 大事に生る
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紫陽花が 歴史を語る 深妙寺
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雨上り 薔薇は色濃く 芳しく
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亡妹の 手袋温し 頬づえつく
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木漏れ日を 手のひらに乗せ 遊ぶ初夏
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夏の果て 今も籠の鳥 実にくやし
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暮れなずむ まばゆき蝶に 夏惜しむ
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桜花 筏になるや 用水路
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柱傷 眺めて見るや 子供の日
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病室の 窓にひびくは 夏蛙
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かわいそう しゃべれなくて 人形さん
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値上がり波 さいふからっぽ もうつらい
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大き蝶 見し夜の夢 深々と
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ひまわりや 咲いて喜ぶ 二人ずれ
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夏が来て 息子と踊る 盆祭り
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新しい 挑戦をする 今年こそ