第23回（令和2年度）自由部門
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目の前の かべをこわして 先進む
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マスク顔 お似合いですと 誉められる
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コロナという言葉は 毎日聞くけど もう聞きあきた
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コロナ禍は 脱出出来ぬ 蟻地獄
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退職の 余白を満たす ボランティア
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プラごみで メダカの学校 閉鎖中
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アジサイが 咲いてカメラが どっと増え
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外に出て 山の景色が 綺麗かな
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初物を 食べる家族の 笑い声
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温暖化 もう許しません グタです
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みつ葉つみ ありし日の 母の姿
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夏過ぎて 今年は何処にも 出ていない
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仲間の和 リズミカルなる 会話より
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かき氷 アイスのっけて おいしいな
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画面越し 手を振る君に 触れたくて
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あまびえに 祈りは一つ 新コロナ
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我が道の 〆切り視野に 一つづつ
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御嶽海 大きな波が 長野にも
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東屋に お前も寄ったか かたつむり
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ぼんぼんの 灯りがともる 夏祭り