しごとばのこうじが、はじまった
コンクリートのかべをこわす音がうるさい
とてもうるさいので、みんなは言った
「工事の音、うるさいね」と
一人の人が言うと、ほかの人も言った
みんなの声が、うるさい、うるさいと
私は、工事をしている人がかわいそうになってきた。
なぜか、なみだが出てきた。
でも、みんなの声はつづいた
「工事の音、うるさい」と、やまなかった
私は、ゆうきをもって大きな声で言った
「私は、うるさいと思わないよ。
「だって、あとで、きれいになるんだから」
私は、もっと言ってあげた
「仕事をしている人は、きれいなたてものを作るために、一生けんめい仕事をしている」
「このうるさい音を一番近くの耳できいている人は、その仕事をしている人だと思う」
すると、みんなは、何も言わなくなった
コンクリートのかべをこわす音がうるさい
とてもうるさいので、みんなは言った
「工事の音、うるさいね」と
一人の人が言うと、ほかの人も言った
みんなの声が、うるさい、うるさいと
私は、工事をしている人がかわいそうになってきた。
なぜか、なみだが出てきた。
でも、みんなの声はつづいた
「工事の音、うるさい」と、やまなかった
私は、ゆうきをもって大きな声で言った
「私は、うるさいと思わないよ。
「だって、あとで、きれいになるんだから」
私は、もっと言ってあげた
「仕事をしている人は、きれいなたてものを作るために、一生けんめい仕事をしている」
「このうるさい音を一番近くの耳できいている人は、その仕事をしている人だと思う」
すると、みんなは、何も言わなくなった
| 作者氏名 | 村山 みづき |
|---|---|
| 市町村 | 上田市 |