第27回（令和6年度）文芸部門自由詩日よう日のふけい

笠○真○、私の夫の名前だ。でこおぼこな性格の所有者だ。だから、理解するのが難しい事もある。時には、あまりにも単純で笑わせることもある。単純で複雑な人だから、彼を笑わせるのはとても難しい。
　このすべての事件が生まれたのは、私が生まれる事を始め、この世にただ存在するのを許されたからだ。世の中の人たちが、みんな自分なりに完全だ。私は六十五才だ。こころが染みる字を書くには情熱が冷めた。だから今こそ字を書くことができる。
　今、私はテレビを付けて個になってこの字を書いて、夫はインターネットを開けて餃子を作る。私が字を書き始めたのは、あまり頭がからっぽで　空しいからで、彼は餃子が食べたくて餃子を作ると言った。私は何かするのが面倒くさい人だけど、彼は餃子を作るのが楽しいとい言った。日曜日午後、お風呂を済ませた夫と湯船のお湯が冷めるのを待ちながらの午後四時頃の風景だ。