長野県PRキャラクター「アルクマ」
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©長野県アルクマ

第25回(令和4年度) 文芸部門 自由詩 お母さんの誕生日

コロナが始まってお母さんと2年以上会っていないね
気付いたらお母さん古希なんだね
おめでとう
お父さんが亡くなって来年で30年、早いね
私や妹、弟を何の不自由なくそだててくれて
ありがとう。
いつだったかお母さんこんなこと言ってたね
あんた達がいるから仕事頑張れるのよ、あんた達を産んでよかったと
お母さんの誕生日今までまともにお祝いして いないね
私達の誕生日は20歳までケーキを用意してお祝いしてくれたのに、お母さん「私は祝わなくていいの」って笑って毎年かわすんだもん
でも古希のお祝いはみんなでやりたいな
お母さんがポジティブな人だから私達もポジティブに生きてこれたこと感謝しているよ。
コロナが落ちついたら、福島に帰るね
その時は家族みんなで盛大にお祝いしようね
作者氏名
須田 貴子
年齢
44 歳
市町村
長野市
障がいの種別
精神
エピソードや感想
私の母は震災で職を失って再就職してコロナで解雇されてもポジティブに生きています。そんな母が大好きです。