僕を打つ白い雨
障害者 から 障がい者 と表記され、
社会は青い空を貼る
僕たちは僕たちのまま
あなたたちはあなたたちのまま
僕を打つ白い雨
同じ障害者でも、鉄道会社は僕から倍の料金
平然と これまでも 多分これからも
「慣例ですから」「種別による区別。差別ではございません」「検討させていただきます」「ご協力ありがとうございます」
知らぬ間に僕たちは協力していたらしい
僕たちの背は丸い
白い雨はやまず
社会は変わり続け
僕たちは変わらず
だけど変わり。
「やまない雨はないさ」
僕たちは分かっている
「雨を無くしてしまおうなんて人はいないんです」
僕を打つ白い雨
この冷たさ
このつらさ
無音の叫び
打つ、打つ、打つ。
僕たちの背
雨に打たれていつも丸い
障害者 から 障がい者 と表記され、
社会は青い空を貼る
僕たちは僕たちのまま
あなたたちはあなたたちのまま
僕を打つ白い雨
同じ障害者でも、鉄道会社は僕から倍の料金
平然と これまでも 多分これからも
「慣例ですから」「種別による区別。差別ではございません」「検討させていただきます」「ご協力ありがとうございます」
知らぬ間に僕たちは協力していたらしい
僕たちの背は丸い
白い雨はやまず
社会は変わり続け
僕たちは変わらず
だけど変わり。
「やまない雨はないさ」
僕たちは分かっている
「雨を無くしてしまおうなんて人はいないんです」
僕を打つ白い雨
この冷たさ
このつらさ
無音の叫び
打つ、打つ、打つ。
僕たちの背
雨に打たれていつも丸い
作者氏名 | シイヤ リョウ |
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年齢 | 36 歳 |
市町村 | 長野市 |
障がいの種別 | 精神 |