星空の瞬きに 両親を象って
今日もアタシを見てくれてたの、と 玄関越しに呟く
ついでに心は 月の裏側へ飛んでって
後ろからウサギの餅つきを 手伝う
「一人で暮らしてても、独りじゃないんだよ。」
カナリヤがそう囁いた
朝陽が昇れば 一緒に暮らしてた人達の精霊も 立ち昇る
お味噌汁なら 三人分こさえて
通勤バッグには 戦死した祖父の御守りを
私は独りじゃない
今を生きる
今日もアタシを見てくれてたの、と 玄関越しに呟く
ついでに心は 月の裏側へ飛んでって
後ろからウサギの餅つきを 手伝う
「一人で暮らしてても、独りじゃないんだよ。」
カナリヤがそう囁いた
朝陽が昇れば 一緒に暮らしてた人達の精霊も 立ち昇る
お味噌汁なら 三人分こさえて
通勤バッグには 戦死した祖父の御守りを
私は独りじゃない
今を生きる
作者氏名 | 有沢 淳 |
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年齢 | 46 歳 |
市町村 | 上田市 |
障がいの種別 | 精神 |
エピソードや感想 | いつか一人で生きて行く覚悟を最近した。 |