長野県PRキャラクター「アルクマ」
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©長野県アルクマ

第23回(令和2年度) 文芸部門 自由詩 ある三考

 おもいきった事かも知れませんが、皆さんも考えてみてください。
 幸福も不幸も無く、ただ流れとして生きるがあるのでは?その流れの中の淀みとして幸、不幸という感情体が生じるのでは?
 それをふまえて、幸、不幸というのであれば、幸福な事(時)もあれば、不幸な事(時)もあるのが生きるという事で、いずれであれ、その生は肯定的であると思います。(バタイユが幸福になることを拒むと言ったのも
反語でしょう)
性善説も性悪説も的を外していると思います。本性としての善も悪もなく、ただ生きるが在るのではないでしょうか?(孟子と荀子には申し分けありませんが)
 無為の為、なにも為さないことを為すというのも逆説的で面白いと思います。字数の関係で深くは言及しませんが、さわりとしては良いでしょう。(老子)
以上、三考でした。
作者氏名
平石 直之
年齢
52 歳
市町村
箕輪町
障がいの種別
精神
エピソードや感想
つらつら思うことを書いてみました。よろしくお願いします。