長野県PRキャラクター「アルクマ」
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©長野県アルクマ

第23回(令和2年度) 文芸部門 自由詩 硝子と心

脆く儚く。
形は違うが、同じ性質。
強く叩けば、粉々に砕け散る。
強い言葉で接すると、傷付く。
雨に濡れたら、水滴を拭く。
涙も溢れ出れば、止まるまで拭く。
傷が入り砕け散れば、戻す事は出来ない
月日が過ぎても、脆く儚い事には変わりはない。
最初は、恐る恐る。
優しく触れば、笑みがこぼれる。
油断をして、乱暴に接すると、壊れてしまう。
だからといって、放っておくと、汚れてしまう。
怖がらず、丁寧に接することで輝ける。
それが、硝子と心。
作者氏名
睡蓮
年齢
37 歳
市町村
長野市
障がいの種別
精神
エピソードや感想
ふと感じたままを詩にしてみました。